この新聞の作法

西尾ミライ新聞は、取材でお聞きした話や、調べたことを、次の約束ごとにそって記事にしています。取材にご協力いただく前に、また記事を読んでいただく前に、目を通していただけたらうれしいです。

1. 事実と、僕の考えを、混ぜません。

確かめられた事実と、そこから僕が考えたこと(仮説や意見)は、記事の中で分けて書きます。これは事実、ここからは僕の見立て、と線を引きます。

2. 聞いた話は、聞いた話として書きます。

どなたかから伺った話(伝聞)と、資料や一次情報で確かめたことは、区別して書きます。誰かの発言を、事実のように書きかえることはしません。

3. 大胆な仮説も、扱います。ただし境界を書きます。

とくに歴史のシリーズでは、まだ確定していない大きな仮説も、面白いものは積極的に取り上げます。そのかわり、どこまでが確かで、どこからが推論なのか、境界線を必ず書きます。

4. 今だけ、お金だけ、自分だけ、で書きません。

地域の課題を扱うとき、僕が問いたいのは、いまを生きる僕たちの責任です。誰かを一方的な悪者にして溜飲を下げるためではなく、次の世代に何を残すかを考えるために書きます。

5. まちがえたら、直します。

事実の誤りがわかったときは、記事の末尾に、いつ、どこを、どう直したかを残します。消して、なかったことにはしません。

この作法は、発行人自身への約束でもあります。守れていないと感じたときは、どうか教えてください。